創作日誌

劇団でドラマを作る(2)本編やる前からスピンオフ

冨坂です。

さて、先日の定例報告会でも喋ったし、その後呟いたのですが、アガリスクは劇団でドラマを作ります。
「シットコム」と呼ばれる、映像の1話完結のお茶の間のコメディを作ります。過激派で。

現在、各話のあらすじやイベントを並べたり整理しています。あれですね、TVドラマやアニメの現場でいうところの「シリーズ構成」みたいなことですかね。
いや、映像の脚本でそんな大役やったことないんですけど。

今回、10月下旬から全6話のシットコムを作るわけですが、これは『かげきはたちのいるところ』のスピンオフという位置付けです。


(順番はテキトーですが)

こういう感じで、舞台版では比較的お話が「グンッ!」と動くエピソードを章ごとに描きつつ、ドラマ版ではハッキリ言ってお話はそんなにすすまない、どこから見始めてもわかるような、ネタに振ったようなものをやろうかな、と。

「本編見てないのにスピンオフとか言われても…」って思うかもしれないんですが、大丈夫です!
『サザエさん』って、『ドラえもん(TV版)』って、どのエピソードから見ても大丈夫でしょ?
かくいう僕も『ビッグバン・セオリー』っていう海外のシットコムを見始めた時に、なにも知らずにNetflixでシーズン5の1話を再生しちゃってました。それでも大丈夫でした(1話丸々見てから気づいて、Amazonプライムでシーズン1から見直しました)。
そう、1話完結のシットコムってのは本筋とかないんで、どっから見てもいいんです。

なので、舞台では(章ごとに分かれてるけど)長編の一本の劇として見られるものをやって、ドラマ版ではその隙間の話を本筋とかないシットコムとしてやります。

ただ、「舞台版1話」「ドラマ版1話」って呼称はわかりづらいし、一連の感じがしないから、こっちにしようかなー。

どうっすかねぇ?
どっちかだけ見る人にとってわかりづらいかなぁ…?
『涼宮ハルヒの憂鬱』だって時系列ぐちゃぐちゃに放送したし、『スターウォーズ』だってエピソードⅣからやったしいいじゃん、って気持ちもある。