冨坂です。
さて、はじまりました、『かげきはたちのいるところ』。
稽古1回目にして顔合わせの日です。
ま、「顔合わせ」って言葉がこんなに似合わない座組みはないんじゃないか?ってなもんですが。
(淺越と榎並は本日欠席でした)
2月中はプレ稽古として、脚本を書くまでの材料をどんどん収集したり、思いついたアイデアを相談したりする段階です。
2月中旬の段階でプロット(始まりから終わりまで書かれたあらすじみたいなもの)をA4で2〜3枚くらいで作成し、「物語」としては筋道を立ててしまおうと思っています。
今回はそれと具体的な「物」を組み合わせたり、そういった現実的な制約と戦うのが多くなってくると思うので。
そして、今回は「観察」に注力する公演として、創作過程をどんどん公開していこうと思います。
その一環として、初回稽古から「視点」という係のスタッフ(辻本氏、井上氏)がカメラを回して観察しています。
さらに、毎回の稽古終了後に出演者がノートに創作日誌を書いて写メ(死語?)で提出。それを公開します。手書きを撮影ってのがミソ。
外向けの表現じゃなくて、素直な感想や発見や喜びや苛立ちを残したいと思っています(「あいのり」の旅の日記みたいなやつにできたらな)。