創作日誌

ドラマ版稽古⑩9月5日(土)

お疲れ様です。

演出助手の菊池です。

この日は昼からドラマ用の音撮り、夜はカメラワークの確認も含め4話の稽古でした。

諸々実際に使用する機材を使用して本番を想定した動線の確認等を行いました。確認の際に実際に録画してやってみたのですがこれがとても良い感じに。舞台作品と比べて、見せたいところにフォーカスさせやすいのでメリハリがついて非常に面白い。特に4話の前半は動きのあるカットも多いので、ジャンプさんの今置かれている状況を想像してドキドキしながら見ていました。

カメラワーク確認後、ラスト40分程はクライマックス付近を当たりました。

現在稽古をしている各話の中で最も白熱して彼らの活動の根本について触れるシーン。その中でコータさんが己の行動理念について吐露するシーンがあるのですがそのセリフを聞きながら色々な事を考えてしまいました。私事ですが地元にコータさんと同じような境遇の友人がおりまして(彼らはかげきはではないです)もし仮に彼らがかげきはのメンバーと同じような結論に至った場合、その時友人として私は何ができるのかと。賛同するとか辞めさせたいとかそういった事ではなく、現在進行形でその問題に直面している人間に対してそうでない人間がどんな作用を与えられるかと。大事にしたい友人だからこそ、その友人の掲げる正義に対して何が言えるのかと。コータさんのセリフを聞きながらついつい考えてしまいました。さぁ4話の稽古は残り2回です!

伊藤、榎並、熊谷休み。